富山地方鉄道上滝線電車三重衝突事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 22:45 UTC 版)
「日本の鉄道事故 (1949年以前)」の記事における「富山地方鉄道上滝線電車三重衝突事故」の解説
1946年(昭和21年)9月29日 富山地方鉄道岩峅寺駅にて、富山駅行きの電車が後部車両の解結を行い出発。解結された電車は、いったん別編成に連結したものの、連結が外れ駅構内の下り勾配に沿って上滝線を暴走。暴走車両は、老朽化した代用車でありブレーキが効かなかった。駅員らの機転により、上滝駅 - 上滝公園下駅(現・大川寺駅)にて、先行する富山駅行き電車を徐行させ暴走する車両を受け止めて停止させることに成功させたが、その直後、岩峅寺駅から暴走車両を追いかけてきた電車が編成に衝突。結果的に三重衝突事故となった。死者1名、重傷者6名、軽傷者6名。 事故原因は、連結の不備、車両の老朽化、救援側電車の暴走などとしている。
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