富山ドリームス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/02 01:11 UTC 版)
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基本情報 | ||||
愛称 | ドリームス | |||
略称 | ドリームス、富山D | |||
運営母体 | 一般社団法人 富山ドリームス | |||
創設 | 2020年 | |||
スローガン | 共創 | |||
マスコット | しっしー | |||
所属リーグ | ||||
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本拠地 | ||||
本拠地 | 富山県氷見市 氷見市ふれあいスポーツセンター 富山県高岡市 高岡市竹平記念体育館 |
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練習会場 | 氷見市ふれあいスポーツセンター | |||
成績 | ||||
2024-25 | 13位 | |||
役員 | ||||
代表 | 徳前紀和 | |||
監督 | ![]() |
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外部リンク | ||||
公式サイト /公式X | ||||
団体種類 | 一般社団法人 |
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設立 | 2020年7月1日 |
所在地 | ![]() 北緯36度51分47.5秒 東経136度59分3秒 / 北緯36.863194度 東経136.98417度座標: 北緯36度51分47.5秒 東経136度59分3秒 / 北緯36.863194度 東経136.98417度 |
法人番号 | 6230005009090 |
主要人物 | 代表理事 徳前紀和 |
活動地域 | 富山県 |
主眼 | ハンドボールを通じて地域の皆様に心身の健全な発達に寄与するとともに、地域社会や企業社会に有為な人材を育成し、地域社会や企業社会の活性化に貢献し、多くの人々に幸せをもたらすこと |
活動内容 | ハンドボールチームの運営 |
ウェブサイト | https://toyama-dreams.com/ |
富山ドリームス(とやまドリームス、英: TOYAMA DREAMS)は、富山県を拠点とする男子ハンドボールチーム。日本ハンドボールリーグ所属。2023-24年シーズンよりリーグ戦に参入した[1][2]。2022年(令和4年)3月31日創設。
歴史
富山県のハンドボールチームは、小中高の男女ともに全国トップクラスの実力があり、高校男子では、2018年(平成30年)に高校三冠を達成した氷見高校や、高岡向陵高校などの強豪校がある。しかし社会人チームは女子の実業団チームであるプレステージ・インターナショナル アランマーレ(アランマーレ富山)のみで、男子は男子社会人チームとして古くは、日本ハンドボールリーグの下部リーグであるチャレンジ・ディビジョンにTOYAMA選抜として参戦したことはあるが、トップリーグでの男子社会人チームは存在しなかった。
そのため、実力のある地元有力男子選手たちが県内でも活躍の場が持てるよう、2019年(令和元年)11月に、氷見市と高岡市のハンドボール協会の有志が、将来日本ハンドボールリーグ参入も視野に入れた県内拠点のクラブチーム設立を目指すこととなった[3][4]。
その後富山市のハンドボール協会の有志も加わり、2020年(令和2年)7月1日に運営法人である一般社団法人「富山ドリームス」を設立、2022年(令和4年)には新チームを立ち上げた。チームは2023年に日本ハンドボールリーグの参入を目指し[5]、日本ハンドボールリーグが2024年2月開幕を予定している、ハンドボールプロリーグへの参入も目指すこととなった。
チームエンブレムは足が3対ある百足獅子に百合の花。百足獅子は氷見獅子舞のオマージュ。富山県は全国有数の獅子舞の数を誇り、特に氷見市は古くから加賀獅子の伝承の基礎となったと言われている。富山ドリームスの誕生からエンブレムやクラブロゴ、マスコットキャラクターしっしーなどクラブのクリエイティブデザインは高岡市の製作会社、大仏兄弟の金森正晃氏が担当している。ハンドボール日本代表の安平光佑らが参加したTOYAMA HANDBALLERS DAY2019から銀河をモチーフにしたユニフォームデザインも同氏が考案しており、銀河のコンセプトは現在もまだ続いている。
2022年3月31日、氷見市ふれあいスポーツセンターにて、これまで契約した選手12人と関係者が参加しトップチームを正式に発足、始動させ練習も開始した。選手たちは富山県内の各企業に所属しながら活動してゆく。また新たなチーム名は今後決定すると発表した[4][6]が、2023-24年のリーグ戦参入後もチーム名の変更は行われていない。
2022年10月19日には、日本ハンドボールリーグへの加盟が認められ、2023-24年シーズンよりリーグ戦に参入することとなった[1][2]。また、翌10月21日には条件付きではあるが、新プロリーグ(新リーグ)の参入が内定した[7][8]。
同年10月23日、チーム初の公式戦となる第74回日本ハンドボール選手権大会北信越ブロック大会に出場し優勝。選手権大会本選への出場権を獲得した[9]。選手権大会本選では北陸電力ブルーサンダーと対戦し初戦敗退した。
2023年4月2日、新たに12人の新入団選手が発表された[10]。
2023年11月11日、氷見市ふれあいスポーツセンターにて行われた対ゴールデンウルヴス福岡戦にて、日本リーグ初勝利を飾る。
選手・スタッフ
現役選手
# | 国 | Pos. | 選手名 | 年齢 | 出身校 | 備考 | |
5 | ![]() |
LW | 北林誠生 | 25歳 | 福岡大学 | ||
12 | ![]() |
GK/LW | 小野寺遥輝 | 25歳 | 大同大学 | ||
14 | ![]() |
PV/LB | 堀部竜矢 | 25歳 | 日本体育大学 | ||
15 | ![]() |
RW | 松嶋徹 | 25歳 | 大同大学 | ||
18 | ![]() |
LB | 青沼健太 (![]() |
26歳 | 早稲田大学 | ||
19 | ![]() |
RW | 池間飛勇 | 24歳 | 中央大学 | ||
20 | ![]() |
CB | 小嶋大誠 | 24歳 | 朝日大学 | ||
○ | 21 | ![]() |
LB | 大久保光将 | 22歳 | 立教大学 | 2025年加入 (2024年度) |
23 | ![]() |
CB | 宮城大樹 | 28歳 | 東海大学 | ||
24 | ![]() |
GK | 髙木アレキサンダー | 25歳 | 法政大学 | ||
25 | ![]() |
PV | 仲舟井裕貴 | 25歳 | 立教大学 | ||
○ | 26 | ![]() |
CB | 小野竜慎 (![]() |
22歳 | 日本大学 | 2025年加入 (2024年度) |
28 | ![]() |
PV | 渋谷優斗 | 24歳 | 札幌大学 | ||
30 | ![]() |
PV | 崔遠埈 | 24歳 | 富士大学 | ||
31 | ![]() |
PV | 村本龍斗 | 24歳 | 環太平洋大学 | ||
32 | ![]() |
LB | 坂田温哉 | 23歳 | 東海大学 | ||
○ | 33 | ![]() |
RB/RW | 井上明 | 22歳 | 明星大学 | 2025年加入 (2024年度) |
○ | 35 | ![]() |
LW | 高村優翔 (![]() |
24歳 | 順天堂大学 | 2025年加入 (2024年度) |
□ | 38 | ![]() |
LB/CB | 扇谷蓮 | 22歳 | 中央大学 | 2025年加入 (2024年度) |
45 | ![]() |
GK | 衣笠友貴 | 31歳 | 関西大学 | ||
46 | ![]() |
RW | 庄司清志 | 30歳 | 大阪経済大学 | ||
52 | ![]() |
RW | 高尾将吾 | 24歳 | 大阪体育大学 | ||
2025年8月29日更新[11][12] / ○は新人、☆は内定選手、△は移籍、□は復帰、![]() |
入退団 (2024-25 ⇒ 2025-26) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
# | 国 | Pos. | 選手名 | 年齢 | 前所属 / 去就 | 備考 |
入団 | ||||||
21 | ![]() |
LB | 大久保光将 | 23歳 | ![]() |
2025年度内定選手 |
26 | ![]() |
CB | 小野竜慎 | 23歳 | ![]() |
2025年度内定選手 |
33 | ![]() |
RB/RW | 井上明 | 23歳 | ![]() |
2025年度内定選手 |
35 | ![]() |
LW | 高村優翔 | 24歳 | ![]() |
2025年度内定選手 |
38 | ![]() |
LB/CB | 扇谷蓮 | 23歳 | ![]() |
2025年度内定選手 / 2023-24年は富山に在籍 |
退団 | ||||||
2 | ![]() |
CB/LB | ボンゴーランシェーン海楼 | 24歳 | ||
4 | ![]() |
LB | 露木涼 | 24歳 | ![]() |
期限付き移籍期間満了 |
7 | ![]() |
LW | 赤井翔馬 | 25歳 | ||
8 | ![]() |
CB | 青戸和樹 | 25歳 | ||
9 | ![]() |
LW | 森康陽 | 28歳 | コーチ就任 | |
11 | ![]() |
CB | 前田理玖 | 26歳 | ![]() |
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13 | ![]() |
LW | 高木優太 | 21歳 | ||
17 | ![]() |
LW | 佐野可維人 | 25歳 | ||
22 | ![]() |
LB | 森永浩壽 | 28歳 | ||
27 | ![]() |
LW | 土佐⻯眞 | 23歳 | ||
77 | ![]() |
RW | 井手虎太郎 | 23歳 |
スタッフ
役職 | 氏名 |
代表理事 | 徳前紀和 |
監督 | 大房和雄 |
コーチ | 森康陽 |
GKコーチ | 横山翔太 |
スクールスタッフ | 上田智也 |
アシスタントスタッフ | 佐藤玲菜 |
アシスタントスタッフ | 新垣海斗 |
2025年8月18日更新[11] |
歴代監督
年 | 監督 |
---|---|
2022年 - 2025年 | ![]() |
2025年 - | ![]() |
マスコットキャラクター
成績
赤字は最下位。
日本ハンドボールリーグ
年 | レギュラーシーズン | プレーオフ | 順位 | ||||||
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試 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 順位 | |||
2023-24 | 24 | 2 | 1 | 21 | 520 | 805 | 12位 | - | 12位 |
2024-25 | 26 | 4 | 1 | 21 | 647 | 857 | 13位 | - | 13位 |
大会・選手権
年 | 日本選手権 | 社会人選手権 | 国民スポーツ大会 | 社会人チャレンジ |
---|---|---|---|---|
2023年 | 1回戦敗退 | - | - | - |
2024年 | 1回戦敗退 | - | - | 2回戦敗退 |
2025年 | - |
脚注
- ^ a b 富山ドリームス 2023-24シーズン新規参入チーム承認のお知らせ 2022-10-20日本ハンドボールリーグ
- ^ a b 『ハンドボール日本リーグ 富山ドリームス来季参入 吉村監督「全力で戦う」』北日本新聞 2022年10月21日14面
- ^ 『氷見・高岡のハンド協会と有志 クラブチーム設立へ 地元男子選手 活躍する場に』北日本新聞 2019年11月21日17面
- ^ a b 『男子トップチーム始動 富山ドリームス 明日から練習開始 ハンドボール』北日本新聞 2022年4月1日28面
- ^ 『ハンド 23年に日本L目指す 県内有志が一般社団法人』北日本新聞 2020年7月2日16面
- ^ 『富山ドリームス練習公開 ハンド男子 氷見で選手10人が汗』北日本新聞 2022年4月24日11面
- ^ 次世代型プロリーグ(新リーグ)の参入チームについて - 男女計18チームが内定 - 2022-10-21日本ハンドボールリーグ
- ^ 『富山ドリームス参入承認 ハンドボール新リーグ 男女計18チーム 条件付き 年会費半分確保』北日本新聞 2022年10月22日16面
- ^ 『富山ドリームス 北信越V 初公式戦 ハンド日本選手権へ』北日本新聞 2022年10月24日13面
- ^ 『ハンド男子 富山ドリームス 7月開幕へ「志士奮迅」 新入団選手 活躍誓う』北日本新聞 2023年4月3日12面
- ^ a b 選手・スタッフ紹介 富山ドリームス
- ^ 富山ドリームス リーグH
- ^ 富山ドリームス公式キャラクター しっしー富山ドリームス公式サイト
- ^ 『富山ドリームス躍動 氷見でハンドボーラーズデイ 「しっしー」お披露目 マスコットキャラ』北日本新聞 2022年11月24日23面
- ^ 『ロカルちゃ!富山 Vol.12 祭編〜其の1〜』(富山県観光・地域振興局観光課)2014年3月発行 7P
関連項目
- プレステージ・インターナショナル アランマーレ富山 - 富山県射水市を本拠地とする女子ハンドボールチーム
外部リンク
- 富山ドリームス | TOYAMA DREAMS Official Website
- 富山ドリームス/ハンドボールチーム【公式】 (@toyama_dreams22) - X
- 富山ドリームス/ハンドボールチーム (@toyamadreams2022) - Instagram
- 富山ドリームスのページへのリンク