富丘_(札幌市)とは? わかりやすく解説

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富丘 (札幌市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/09 04:40 UTC 版)

日本 > 北海道 > 札幌市 > 手稲区 > 富丘 (札幌市)
富丘

とみおか
サンタロペツ通行屋 跡地
富丘
北緯43度6分45.4秒 東経141度14分54.6秒 / 北緯43.112611度 東経141.248500度 / 43.112611; 141.248500
日本
都道府県 北海道 石狩振興局
市町村 札幌市
行政区 手稲区
人口
2020年(令和2年)10月1日現在[1]
 • 合計 14,529人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
006-0011〜16
006-0019
市外局番 011[2]
ナンバープレート 札幌

富丘(とみおか)は、北海道札幌市手稲区にある地区。手稲山北東の丘陵地帯である[3]

北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線以南の地域で、北部を三樽別川が貫流し、北西から南東に国道5号札樽自動車道が走る。

市街化地域は富丘1条から6条まで分けられており、丸山を含む南西の山岳部は手稲富丘と呼ばれる。

歴史

北海道開拓の初期には札幌・小樽間の交通の要衝となった地域であり、1871年(明治4年)に開拓使がサンタロペツ通行屋を設けている[3]。このころには民家も7 - 8戸あったが、永住する者は少なかった[3]

1882年(明治15年)に手稲村大字三村制が敷かれると、西隣の軽川が下手稲村の中心地となったため、富丘の発展は遅れがちとなった[3]

1942年(昭和17年)の字名改正に際し、開拓者たちの理想や願望を込めて「富丘」が正式名称となった[3]

1970年代になると、国道5号線を挟んで南北に市街化が進行した[3]

住所

町丁 郵便番号
富丘1条3丁目~7丁目 006-0011
富丘2条2丁目~7丁目 006-0012
富丘3条1丁目~7丁目 006-0013
富丘4条1丁目~7丁目 006-0014
富丘5条2丁目~7丁目 006-0015
富丘6条2丁目~4丁目、7丁目 006-0016
手稲富丘(番地) 006-0019

交通

稲積公園駅(2008年9月)
手稲インターチェンジ(2010年9月)

鉄道

道路

  • 札樽自動車道 手稲インターチェンジ
  • 北5条手稲通国道5号):地区中心部を南北に走る。
  • 手稲山麓通(札幌市主要地方道9905号手稲インター線):地区北側を南北に走る。
  • 二十四軒手稲通(軽川街道):地区東側を南北に走る。旧国道。
  • 富丘通:地区中心部を東西に走る。
  • 手稲高台通:地区西側を南北に走る。

ジェイ・アール北海道バスがバス路線(札樽線)を開設している。

施設

脚注

  1. ^ 札幌市 (2020年11月13日). “人口統計”. 札幌市. 2020年12月12日閲覧。
  2. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年3月30日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 札幌地名考 1977, p. 129.

参考文献

外部リンク




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