容器型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 03:51 UTC 版)
ボトル様の容器に修正液が入っているもの。最初に登場した修正液は先端がハケ状のもので、ハケは一般にキャップと一体になっておりキャップを外してそのまま塗りつけられるようになっているタイプである 開口部が広く、溶剤が気化しやすいため、製造後及び開栓後時間が経つにつれて、容器内の顔料の濃度が高まる。こうなると修正液の潤滑性が失われ、平滑に塗布しがたくなるので、定期的に溶剤(薄め液)を加えて濃度を保つ必要がある。一般的な有機溶剤を使用した製品では、別途専用の薄め液を購入しなければならない。溶剤に水を使った製品は、水性インクの修正は不可能だが、薄め液に水道水が使えるので、このうすめ液を別途購入しなくても良いメリットがある。 上記のほか、使用中に容器を倒してこぼしやすいことなどの欠点があり、ペン型修正液や修正テープの普及により需要が減り、主流ではない。しかし、幅広い箇所の修正が可能などの利点もあり、根強い需要がある。また、漫画原稿の描画修正用に、従来のポスターカラーの代わりに使用される。
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