宮木果乃とは? わかりやすく解説

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宮木果乃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/20 06:57 UTC 版)

獲得メダル
日本
柔道
グランドスラム
2022 東京 48kg級
2025 タシケント 48kg級
2023 東京 48kg級
2024 東京 48kg級
アジア選手権
2024 香港 48kg級
世界ジュニア
2023 オディべーラス 48kg級
世界カデ
2022 サラエボ 48kg級

宮木 果乃(みやき かの、2005年3月13日 - )は、東京都出身の、日本柔道選手。階級は48kg級。身長152cm。血液型はO型。組み手は左組み。得意技は背負投[1]

経歴

柔道は5歳の時に香竜館で始めた[1]修徳中学3年の時に全国中学校柔道大会の44kg級で優勝した[1]修徳高校へ入学すると、1年の時には全国高校選手権にエントリーするも、出場しなかった[1][2]。2年の時にはインターハイ48kg級の決勝で佐賀商業高校2年の近藤美月大外返で敗れて2位だった[1][2]。全国高校選手権では準決勝で近藤を僅差で破るなどして優勝した[2][3]。3年の時にはインターハイの準決勝で近藤に技ありで敗れて3位だった[2]世界カデでは決勝でスウェーデンのタラ・バブルファトを寝技の攻防から袈裟固で破って優勝した[4][5]。10月の講道館杯では準決勝で世界ジュニアチャンピオンである東海大学2年の吉岡光を背負投で破るも、決勝で福岡県警立川莉奈に反則負けを喫して2位だった[6]。12月のグランドスラム・東京渡名喜風南の代替で出場すると、準決勝で山梨学院大学3年の古賀若菜、決勝で立川をそれぞれ技ありで破って、IJFワールド柔道ツアー初出場で優勝を飾った[7][8]ベルギー国際ではジュニアの部で優勝すると、翌日のシニアの部でも優勝した[9][10]。2023年4月からは日本大学へ進学した。1年の時には体重別では初戦で敗れた[11][12]全日本ジュニアでは優勝した[13][14]世界ジュニアでは決勝でトルコのシラ・エルシンを肩固で破るなど、オール一本勝ちして優勝を飾った[15][16]。講道館杯では準決勝で東海大学1年の近藤に技ありで敗れて3位だった[17]グランドスラム・東京では準々決勝でポルトガルのカタリナ・コスタに敗れるも、その後の3位決定戦でバブルファトに反則勝ちした[18]グランプリ・オディベーラスでは決勝で吉岡に技ありで敗れて2位だった[19][20]。2年の時には体重別の決勝でJR東日本の古賀に払腰で敗れて2位だった[21]。続くアジア選手権では準々決勝でカザフスタンのアビバ・アブジャキノワに技ありで敗れるも、その後の敗者復活戦を勝ち上がって3位になった[22]。講道館杯では準決勝で近藤に反則負けして3位だった[23]グランドスラム・東京では準決勝で近藤に崩袈裟固で敗れて3位だった[24]グランドスラム・タシケントでは決勝で吉岡に反則勝ちして優勝した[25][26]。3年の時には体重別の初戦を計量失格により不戦敗となった[27]

IJF世界ランキングは2190ポイント獲得で30位(25/4/7現在)[28]

戦績

(出典[1]、JudoInside.com)

脚注

  1. ^ a b c d e f 「柔道全日本強化選手名鑑 2022」近代柔道 ベースボールマガジン社、2022年4月号
  2. ^ a b c d 全国高等学校総合体育大会柔道競技大会
  3. ^ 田中が男子73キロ級優勝 女子48キロ級は宮木―全国高校柔道 時事通信 2022年3月20日
  4. ^ 女子48キロ級の宮木が優勝 世界カデ選手権/柔道 サンケイスポーツ 2022年8月26日
  5. ^ Sarajevo World Championships Cadets 2022
  6. ^ 2022年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
  7. ^ 17歳の女子高生・宮木果乃が優勝 実力者破りパリ五輪争いに名乗り「五輪に出場して優勝する」…柔道GS東京 スポーツ報知 2022年12月4日
  8. ^ 【柔道】17歳宮木果乃が初V「学校のみんなが応援に来てくれたので」高校生では阿部詩以来 日刊スポーツ 2022年12月5日
  9. ^ 宮木果乃らが優勝  ベルギー国際/柔道 サンケイスポーツ 2023年1月29日
  10. ^ International Ethias Belgian Judo Open
  11. ^ 【柔道】波乱!男子の永山竜樹や古賀玄暉、女子の玉置桃や志々目愛らが敗退 全日本選抜体重別 日刊スポーツ 2023年4月1日
  12. ^ 2023年全日本選抜柔道体重別選手権大会
  13. ^ 本田が70キロ級連覇 柔道全日本ジュニア 時事通信 2023年9月9日
  14. ^ 2023年度全日本ジュニア柔道体重別選手権大会
  15. ^ 福田大和らが優勝 世界ジュニア選手権/柔道 サンケイスポーツ 2023年10月5日
  16. ^ Japan Opens Their Golden Harvest
  17. ^ 宮木果乃、準決勝で苦杯「相手の方が上回っていた」 28年ロス五輪へ期待の18歳「優勝が目標」 スポーツ報知 2023年11月5日
  18. ^ グランドスラム東京2023
  19. ^ 吉岡光が優勝 グランプリ大会/柔道 サンケイスポーツ 2024年1月27日
  20. ^ Grand Prix Portugal 2024
  21. ^ 2024年全日本選抜柔道体重別選手権大会
  22. ^ 中村太樹が優勝 柔道アジア選手権 時事通信 2024年4月20日
  23. ^ 2024年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
  24. ^ Tokyo Grand Slam 2024
  25. ^ 柔道GS、宮木果乃・坪根菜々子らが優勝 日本経済新聞 2025年3月1日
  26. ^ OTP Group Tashkent Grand Slam 2025
  27. ^ 2025年全日本選抜柔道体重別選手権大会
  28. ^ World ranking list

外部リンク

  • 宮木果乃 - JudoInside.com のプロフィール(英語)



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