宮形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 19:00 UTC 版)
神棚の中心にあって神札を祀るところを宮形という。 宮形には神明型や片屋根型などがあるが、伊勢神宮正殿を模した神明型が多い。また、宮形は神札を納める場所の数で「一社造」や「三社造」のように分けられる。「三社造」や「五社造」の宮形には、屋根がそれぞれ異なる「屋根違い」のものと屋根が一続きになっている「通し屋根」がある。 一宮形の神棚においては、通常、神札は前から伊勢神宮の札を重ねて入れるのが良いとされるが、たとえば春日大社などは逆に、伊勢神宮の札を奥にするのが良いとしている。
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宮形(みやがた)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 20:51 UTC 版)
神社の社殿建築(本殿)を模して作られたもので、通常は白木で造られる。一社造り、三社造り、七社造りなどがあるほか、神明造りや箱に入ったような箱宮などもある。通常の家庭では、一社造りまたは三社造りの宮形が使用されることが多い。神札(大麻)の祀り方としては、一社造りでは伊勢神宮(天照皇大神宮)の神札(大麻という)を一番前にして氏神神社の神札、日常信仰する神社の神札の順で祀る。三社造りでは中央に伊勢神宮の神札(大麻)を祀り、向かって右に氏神神社の神札、左に日常信仰する神社の神札を祀る。ただし出雲大社の場合は「中央に伊勢神宮の神札(大麻)、向かって右に出雲大社の神札(御玉串)、左に氏神神社の神札」を祀る。
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