宮城島 (沖縄県大宜味村)とは? わかりやすく解説

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宮城島 (沖縄県大宜味村)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/07 08:19 UTC 版)

宮城島

2018年2月19日撮影。
出典:『国土交通省「国土画像情報(カラー空中写真)」(配布元:国土地理院地図・空中写真閲覧サービス)』
所在地 日本
 沖縄県国頭郡大宜味村
所在海域 東シナ海
所属諸島 沖縄諸島
座標 北緯26度40分03秒 東経128度06分07秒 / 北緯26.66750度 東経128.10194度 / 26.66750; 128.10194 (宮城島 (沖縄県大宜味村))座標: 北緯26度40分03秒 東経128度06分07秒 / 北緯26.66750度 東経128.10194度 / 26.66750; 128.10194 (宮城島 (沖縄県大宜味村))
面積 0.24 km²
海岸線長 2.8 km
宮城島
宮城島 (沖縄本島)
宮城島
宮城島 (沖縄県)
宮城島
宮城島 (日本)
プロジェクト 地形
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宮城島(みやぎじま、みやぐすくじま)は沖縄県沖縄本島北部に入り込む塩屋湾上にあるで、沖縄県国頭郡大宜味村に属する。

地理

塩屋湾の西側の湾口部にある島で、島の西側は東シナ海に面し、島全体が沖縄海岸国定公園に指定されていた[1]が、2016年に新設されたやんばる国立公園に移管された[2]。島の北側と南側は沖縄本島に挟まれており、北側には塩屋大橋、南側には宮城橋が架かっており、徒歩や自動車で沖縄本島との往来が可能である。

歴史

琉球王国時代には、渡し船で沖縄本島と往来していた。後に塩屋湾を一周する道路が完成したが、1937年に宮城橋、1963年には塩屋大橋が開通した。塩屋大橋が開通したことで、塩屋湾の海岸部を迂回せずに宮城島を通って大宜味村中心部と名護市を行き来できるようになり、移動距離が約8 km短縮され、本島北部にとって重要な交通の要所となった[5]

また、塩屋大橋は完成当時、県下最長の橋であった。当初は銀色アーチ橋で、その後周辺の森林と海に合うよう赤色に塗り替えられた。地元住民から「赤橋」の名で親しまれていたが、老朽化や幅員の狭さといった問題から、1999年に現在の橋へ架け替えられ[6][7]、旧橋は沖合に沈められ魚礁として活用された[6]

交通

塩屋大橋、宮城島から撮影。

脚注

  1. ^ 沖縄海岸国定公園区域図(保護規制図1/25000)”. 沖縄県庁 (2016年5月9日). 2017年2月25日閲覧。
  2. ^ やんばる国立公園 概要・計画書”. 環境省 (2016年9月15日). 2017年2月16日閲覧。
  3. ^ 沖縄県島しょ別面積一覧”. 沖縄県庁. 2012年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月10日閲覧。
  4. ^ 宮城島”. 日本の島へ行こう. 2013年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月10日閲覧。
  5. ^ やんばる国道物語:琉球政府時代の道(1945年~1972年)”. やんばるロードネット. 沖縄総合事務局 北部国道事務所. 2024年9月10日閲覧。
  6. ^ a b やんばる国道物語:復帰後の道(1972年~2000年)”. やんばるロードネット. 沖縄総合事務局 北部国道事務所. 2024年9月10日閲覧。
  7. ^ 上原康広、新垣允啓「塩屋大橋:親しみのある“はし空間”づくり」『しまたてぃ』第9号、沖縄しまたて協会、18-20頁。 

関連項目

外部リンク




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