宮内和之とは? わかりやすく解説

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宮内和之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/07 02:27 UTC 版)

宮内 和之
生誕 1964年5月30日
出身地 日本東京都
死没 (2007-12-18) 2007年12月18日(43歳没)
学歴 神奈川大学卒業
職業 ギタリスト音楽プロデューサー
担当楽器 ギター

宮内 和之(みやうち かずゆき、1964年5月30日 - 2007年12月18日)は日本のギタリスト音楽プロデューサー。音楽グループ『ICE(アイス)』の主要メンバーとして活動していたが、のため43歳で死去した。

人物

1964年昭和39年)、東京都生まれ。幼少時代を、目黒区東山公務員住宅で過ごす。区立東山小学校、区立第一中学校、東京都立広尾高等学校を経て、神奈川大学に進学。

小学生時にギターを始め、高校生時には本格的な音楽バンドを結成した。バンドはメンバーチェンジを繰り返した後、1993年平成5年)より国岡真由美とのユニットICEでメジャーデビュー。 主なヒット曲に『Moon Child』、『BABY MAYBE』、『Yes,I Do』(花王"リーゼ"TV-CFイメージソング)、『Love Makes Me Run』("face 2"エンディングテーマ)などがある。

ICEではギタリストとしてだけでなく、ほとんどの楽曲の作詞・全ての曲の作曲・アレンジを手がけた。また、メインヴォーカルをとる時もあった。 GIBSONの専属プレイヤー、国内モニターを務めていた。 アレンジャーとしても広く活躍し、AYUMI SHIMIZUの『蝶』の作曲やMihimaru GTの楽曲のアレンジなどを手がけた。

私生活では、『ICE』のボーカルであった国岡と結婚するも、 2007年平成19年)12月18日午前9時30分、耳下腺癌のため東京都内の病院で死去した。闘病5年、43歳没。

エピソード

  • 悪童だった彼が音楽にのめり込むきっかけとなったのは、中学校時代の音楽教師による「罰としての居残り楽器演奏会」だった。放課後音楽室で様々な楽器に触れ演奏する楽しさを知ってからの彼は『高校はダブり』、『大学に7年通った』ほど音楽に傾倒するようになった。
  • 人脈が広く、COSA NOSTRAウルフルズとも共演することがあった。
  • ウルフルズの「大阪ストラット」のラップ歌詞の中に登場する『お~い、宮内クン』は、当時東京で遊び仲間だった宮内和之のことを指しており、同曲のプロモーションビデオではトータス松本が宮内に扮している。
  • 斉藤和義のアルバム『FIRE DOG』収録の「通りに立てば」(アルバムバージョン)には「飛ばすぜ!宮ニィ」という副題が付いているがそれも彼のこと。デビュー当時、所属事務所が同じだった彼らは作品やライヴ出演など、公私共に交流があった。
  • 斉藤をはじめ多くのミュージシャンに「兄貴」と慕われた。

提供曲

  • 清水あゆみ(Ami)
    • Help me darling(1996年4月10日)※デビュー作
    • ハイビスカスになるつもりでいたの(4:30am /1997年3月26日)
    • エキセントリックガール
    • 曇リノチ晴レハ
    • うごかない月
    • アタシの髪が伸びるとき
    • BABY BABY
    • FLUTTER
    • LET'S GO TO THE PARADE ※NTV系「独占スポーツ情報」挿入歌
  • VOICE OF JAPAN
    • FREE YOURSELF
    • SHINE ※「デムコ・Aローション」CM
  • 平松八千代
    • BACK TO ME(TRAVELLING SOUL /2004年10月27日)
    • KISS
    • LOVE IS BLUE
    • RESCUE ME
  • Crude Reality
    • INTO MY BRAIN(Exterior World/2005年3月9日)
  • 工藤静香
    • WONDERFUL MOMENT (Jewelry Box/2002年7月3日)

脚注

関連項目





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