室内更新工事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 04:30 UTC 版)
2005年から車内の更新工事を開始しており、内容は以下の通りである。 座席をピンク系の表地に統一して仕切りを廃止し、その代わりとして9001 - 9003・9005 - 9013Fについては更新時に、9014・9015Fは更新完了後にそれぞれ手すりを新設した(写真2)。 東横線用の9003・9005・9006・9011 - 9013Fと大井町線用の9007Fではさらに化粧板を木目調に、つり革を三角形のものに、号車・車両銘板をシールのものにそれぞれ変更された(写真3)。つり革は大井町線用の9007Fが五角形タイプで、3000系や東急バスの1300番台 - 1800番台車と同じ形状なのに対し、他の編成は三角形に近いが底辺の中心がへこんでいるタイプで、他に類のない形状となっている。 東横線用の9012・9013Fについては、この室内更新に加えて先頭車の前面に補助排障器(スカート)を設置する予定だったが、計画の変更で当時同路線に所属していた全編成に取り付けられた。 9003F及び9006Fについては、2017年に、新型車両と同じ床材への交換、ドアへの黄色いテープの貼り付け、更に、ドア枠の下部に、東急5000系列と同じ警告板が取り付けられた。 更新車の車内(デハ9201) 木目調更新車の車内(クハ9003)
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