実況中継への評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 03:08 UTC 版)
「新潟大火 (1955年)」の記事における「実況中継への評価」の解説
火災の模様を自社社屋の炎上寸前まで伝えたラジオ新潟の実況中継には世間から高い評価が与えられ、当時の新潟県知事や郵政大臣から感謝状が贈られた他、日本民間放送連盟が主催する第4回民放祭番組コンクール(1967年から「民放連賞」。1956年(昭和31年)4月21日開催)において報道活動部門の優秀賞を受賞した。大火当時の同局の取り組みについては、その後も現在に至るまで各種報道などで取り上げられている。 この実況放送の模様は、ラジオ新潟の長岡放送局に駐在していた社員が、網川原送信所の放送電波を直接受信して同録しており、同日中にラジオ東京(現在のTBSラジオ)を通じ、大火の模様が全国に向けて報じられた。録音テープは後に新潟放送とTBSから横浜市の放送ライブラリーや新潟市歴史博物館(みなとぴあ)に寄贈された。放送ライブラリーとみなとぴあの2箇所において、この実況放送の録音音源を聴くことができる。
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