宝永地震との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 22:56 UTC 版)
この噴火は日本最大級の地震の直後に発生している。地震の前まで富士山の火山活動は比較的穏やかであったことが知られているが、大地震の49日後に大規模な噴火が始まった。噴火は地震波によりマグマが発泡し生じたと考えられている。地震の震源域となった南海トラフを東北に延長すると、駿河湾を通って、富士山西麗の活断層富士川河口断層帯と連続している。宝永地震の翌日には富士宮付近を震源とする大きな余震が発生した。
※この「宝永地震との関係」の解説は、「宝永大噴火」の解説の一部です。
「宝永地震との関係」を含む「宝永大噴火」の記事については、「宝永大噴火」の概要を参照ください。
宝永地震との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 07:33 UTC 版)
橋杭岩に転がっている岩の中には、岩のそそり立つところからかなり遠くにまで転がっているものもある。これらの岩は宝永地震で起こった大きな津波によってそこまで転がったのではないかという調査結果が出ている。その証左として、元々湿ったところを好む植物・生物が死滅し、化石になったものが表面上に残っており、それらを調査したところ、宝永地震の起こった1700年代であることが明らかになっている。また、橋杭岩に散らばっている岩が動くのには秒速4メートル以上の速い流れ(流速)が必要とされ、これもこの地域で頻繁に襲来する台風から起こる波や同じく震源域に近い東南海が震源の単独地震を想定して計算された流速ではなく、東海・東南海・南海地震の連動型であった宝永地震を想定して計算された流速と一致している。
※この「宝永地震との関係」の解説は、「橋杭岩」の解説の一部です。
「宝永地震との関係」を含む「橋杭岩」の記事については、「橋杭岩」の概要を参照ください。
- 宝永地震との関係のページへのリンク