安藤良整
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安藤 良整(あんどう りょうせい)、安藤豊前守(あんどうぶぜんのかみ)は、戦国大名・後北条氏の家臣。氏康・氏政・氏直の3代に仕えた。小田原城の代官の筆頭として城下町の内政を中心に活躍したとされる。なお、永禄年間から奉行人を務めていたとみられている。『所領役帳』の編者の1人としてその名がみえ、虎印判状が多く残されている。三浦浄心『北条五代記』にも「安藤升」を考案したこと、暦の再計算を行ったことなどの逸話を載せている。
- ^ a b c d 佐脇栄智(校注)『小田原衆所領役帳』東京堂出版、1998年、58頁 注7
- ^ 佐脇 前掲書 58頁
- ^ 「早川庄 小田原宿 上 一町田町 誓願寺」『大日本地誌大系』 第37巻 新編相模国風土記稿2 巻之25 村里部 足柄下郡 巻之4、雄山閣、1932年11月、28-29頁。NDLJP:1179210/20。
- ^ 萩原『北条史料集』P349-350 注10
- ^ 佐脇 前掲書 20頁 注3
- ^ 『北条五代記』寛永版 巻10(4)「相模宝蔵山旧跡の事」(『仮名草子集成 第63巻』東京堂出版、2020年、P65-66)
- ^ a b c d e 『北条五代記』寛永版 巻9(7)「関八州の升に大小有事」(『仮名草子集成 第63巻』東京堂出版、2020年、P50-52)
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