宇芸神社とは? わかりやすく解説

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宇芸神社

読み方:ウゲジンジャ(ugejinja)

教団 神社本庁

所在 群馬県富岡市

祭神 倉稲魂神 ほか

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

宇芸神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/22 16:45 UTC 版)

宇芸神社

拝殿
所在地 群馬県富岡市神成1178
位置 北緯36度14分46.35秒 東経138度49分59.71秒 / 北緯36.2462083度 東経138.8332528度 / 36.2462083; 138.8332528 (宇芸神社)座標: 北緯36度14分46.35秒 東経138度49分59.71秒 / 北緯36.2462083度 東経138.8332528度 / 36.2462083; 138.8332528 (宇芸神社)
主祭神 倉稲魂神
社格 式内社(小)
村社
創建 (伝)白鳳年間(7世紀
本殿の様式 一間社流造
例祭 10月15日に近い日曜
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宇芸神社(うげじんじゃ、旧字体:宇藝神社)は、群馬県富岡市神成(かんなり)にある神社式内社で、旧社格村社[1]

祭神

歴史

社伝では、天武天皇の御代の白鳳年間(7世紀後半)の創建とされる[1]。現在の社地は本来赤城神社が鎮座した地で、宇芸神社は元は西方の吉田池の辺りにあったという[1][2]

延長5年(927年)成立の『延喜式神名帳では上野国甘楽郡に「宇芸神社」と記載され、式内社に列している[3]

上野国神名帳一宮本および群書類従本では上野国鎮守12社に「従一位 宇藝大明神」を挙げ、当社に比定されている[2]。他方、総社本では鎮守10社に含まれていない。甘楽郡の項には一宮本に「従一位 宇岐大明神」、群書類従本・総社本に「従一位 宗岐明神」という神名が見える。尾崎喜左雄は鎮守社と郡別の項の神社を別とみて、後者を曾木神社(富岡市曾木)にあてている[4]

天明年間(1781年 - 1789年)に火災で焼失し、現在の社殿は享保元年(1716年[5]4月に再建されたものという[1]

祭日は11月3日だったが現在は4月3日と10月15日[2]

境内

  • 本殿 - 一間社流造
  • 拝殿
  • ムクロジ - 樹高14m、樹齢約300年。富岡市指定天然記念物。
  • 境内社[2]
    • 赤城神社
    • 高靇神社
    • 産泰神社
    • 神明宮
    • 三嶋神社
    • 富士神社
    • 琴平宮
    • 北斗神社
    • 大雷社

文化財

富岡市指定文化財

  • 天然記念物
    • 宇芸神社のムクロジ - 2010年(平成22年)4月28日指定[6]

脚注

  1. ^ a b c d e 本多 1928, pp. 817–819.
  2. ^ a b c d e 富岡市市史編さん委員会 編『富岡市史』 民俗編、富岡市、1984年10月1日、421頁。doi:10.11501/9643274 (要登録)
  3. ^ 尾崎 1974, pp. 40.
  4. ^ 尾崎 1974, pp. 46, 192–196.
  5. ^ 享和元年(1801年)?
  6. ^ 宇芸神社のムクロジ(富岡市ホームページ)。

参考文献

関連項目



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