宇宙戦争1941
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「宇宙戦争 (横山信義)」の記事における「宇宙戦争1941」の解説
昭和16年12月8日。真珠湾攻撃に向かった第一次攻撃隊がハワイで見たものは、すでに炎上した真珠湾とアメリカ太平洋艦隊主力、そして炎上した真珠湾を三本の脚で動く正体不明の物体であった。その三本脚から攻撃を受けた攻撃隊は反撃をするものの、機銃掃射も急降下爆撃も効果がなく、逆にその兵器の放つ光の前に攻撃隊は壊滅状態となり、さらに湾内にある重油タンクも三本脚の攻撃により破壊され、真珠湾そのものが壊滅することとなる。 同日、同様の兵器がフィリピンやマレー、ベルリンとモスクワにも出現した。翌日にはサンフランシスコとロンドンに現れ、軍民の区別無く攻撃を行う。ロンドンに現れた三本脚に対し、それを見た人々の中には「奴らが帰ってきた」とつぶやく人がいた。 異形な兵器の存在に戸惑う各国に対し、イギリスより驚くべき情報が伝えられる。敵は太陽系第四惑星、すなわち火星から来た火星人であり、火星人は1900年のロンドン侵攻時より強力になった三脚兵器(トライポッド)と、新たな飛行兵器「フライング・スティングレイ(空飛ぶエイ)」を使って全地球規模での侵略を開始したのである。
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