天神松と胞衣松とは? わかりやすく解説

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天神松と胞衣松

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/14 06:30 UTC 版)

古河公方館」の記事における「天神松と胞衣松」の解説

古河公方館御所)があった半島台地西端には、現在、天神橋名付けられがあり、その両脇には赤松の木が植えられている。南側が「天神」(てんじんまつ)、北側が「胞衣」(えなまつ)である。館の主だった氏姫が足利義親出産した際、足利の血を継ぐ男子誕生喜び御所西北天神のほこらを建てた。またその南側には胞衣胎盤)を埋めてそれぞれに松の木植えたと言い伝わる。なお、子の健やかな成長願って胎盤埋め風習は、近年まで日本各地見られていた。このときの人々は「天神」、「胞衣」と呼んだ200年後鷹見泉石作成した鴻巣村絵図にも、天神松と胞衣松が描かれており、長い間大切にされてきたことが分かる。2本の公園造成始まった1972年には残っていなかったが、故事にちなみ1996年新しく植えられた。

※この「天神松と胞衣松」の解説は、「古河公方館」の解説の一部です。
「天神松と胞衣松」を含む「古河公方館」の記事については、「古河公方館」の概要を参照ください。

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