天皇・皇族の外遊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:37 UTC 版)
近代日本の天皇・皇族において、明治期には皇族軍人が欧米への軍事留学を行ったほか、天皇名代としての表敬や視察が行われた。皇太子の外遊は1907年(明治40年)10月に皇太子嘉仁親王(大正天皇)が大韓帝国に行啓したのが初めてで、1921年(大正10年)3月には皇太子裕仁親王(昭和天皇)がヨーロッパへの外遊を行なっている。 昭和戦後・平成期においては、慣例化した公務において天皇・皇族の外遊・皇室外交が行われており、主に国際親善を目的とした表敬訪問や記念式典への親覧が行われている。昭和天皇が1971年(昭和46年)にヨーロッパ諸国7カ国に行幸したのが天皇として史上初の外遊である。
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