大阪港トランスポートシステムOTS系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 16:09 UTC 版)
「大阪市交通局20系電車」の記事における「大阪港トランスポートシステムOTS系」の解説
OTS系は、かつて大阪港トランスポートシステムが保有していた通勤形電車で、前述したように中央線用の24系に系列・形式称号変更された後、谷町線への転属で、22系22662F、22663Fに変更された。 ここではOTS時代について記述する。 この車両は1997年12月18日のOTSテクノポート線開業に際し、日立製作所で6両編成2本(12両)が落成した。車体や主要機器は乗り入れ先の中央線24系と同一仕様であるが、客室案内表示は全扉に設置された。 編成番号竣工年月メーカー名リフレッシュ竣工更新竣工内装更新期第51編成 1997年7月29日 日立製作所 未更新車 × 第1期 第52編成 1997年8月1日 また、落成時の編成は以下のとおりである。 OTS系 6両編成 OTS650 OTS150 OTS850 OTS350 OTS250 OTS950 Tec1 Mb1' T' Mb2 Ma2 Tec2 塗装はOTS線の海浜をトータルイメージとしており、前面扉がモーニングブルー、それ以外がオリンピアブルーとされ、ラインカラー帯もこの2色の塗り分けの上下を白い細帯が挟む独自のものであった。また、車内のカラースキームも独自色の強いものであり、海浜をイメージした青系統でまとめられている。 OTSテクノポート線開業時には同車両に漫画「少年アシベ」のキャラクターである「ゴマちゃん」のシールが貼付されていた。
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