大阪港トランスポートシステムOTS100系
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「大阪市交通局100系電車」の記事における「大阪港トランスポートシステムOTS100系」の解説
大阪港トランスポートシステムOTS100系電車は、1997年のOTSニュートラムテクノポート線の開業に備えて、同年に3編成が製造された。車体は大阪市交通局100A系と同型であるが、前面の黒い部分が青色となり、側面帯や腰部の塗装が100A系と異なっている。交通局のニュートラムのロゴと同じ位置にOTSロゴが記されていた。車両番号は大阪市交通局100A系の続番で、第33 - 35編成とされた。 車内は海浜をイメージしたものであり、座席モケットは水色で、床材は薄茶色である。また化粧板は交通局より明るい白系の色が使われている。 2005年には、大阪港トランスポートシステムの第一種鉄道事業撤退に伴い、車両はすべて大阪市交通局に売却され、100A系に編入されてOTS100系は形式消滅した。移籍に伴う変更は、OTSロゴをニュートラムロゴに変えただけであり、2016年現在でもこの3編成はOTSカラーのままで、車内も座席以外はそのままであった。2016年に第33・35編成は廃車となり第34編成は元OTSの100A系では唯一Osaka Metroへと継承されていたが、2019年に運用を終了した。
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