大阪市営バス独特の装備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 17:34 UTC 版)
「大阪市営バス」の記事における「大阪市営バス独特の装備」の解説
大阪市営バスでは、業界に先駆けて各種の新装備や新機構を取り入れている。現在全国のバス会社で一般的に採用されている機器類も、大阪市営バスが先鞭を切ったものが少なくない。 音声合成式車内放送クラリオンと交通局の共同開発で、大阪市バスが日本初の導入事例。機器更新が行われ、現在はタッチパネル付LCD式設定機が採用されている。設定機のLCDは後部のバックアイに連動しており、後退時に映し出される機能を備えている。 バスロケーションシステム現在は業務用無線を使用したものに更新されている。かつては、これに連動し、バス運転席そばにある表示灯に「待機」「発車」などの運行指示が表示されていたが、現在は使用されていない。業務用無線は、運行指令との音声による緊急連絡も可能である。 運転士カードリーダー運転士カード(磁気式)を差し込むことにより、GPS機能によって誰がどこでバスを運行しているかがわかる仕組みである。運転士氏名票を兼ねていたが、現在はこれとは別に大型の氏名プレートを差し込んでいる。2017年5月から料金箱と一体化された。 常時記録型ドライブレコーダー車外(フロントガラスのセンターミラー付近)と、車内(前側扉上部)にカメラを設置。ハードディスク搭載の専用装置で常時動画と音声、デジタルタコグラフデータが記録されている。順次設置が進んでおり、将来的には全車両に装備する予定であるとしている。
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