大滝派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 14:07 UTC 版)
西オアシス政府の主流となっている組織。環境の回復は自然の流れに任せるべきだと主張しており、反主流派と対立している。 大滝長老(おおたき) 前文明を滅ぼした暗黒時代の科学を否定して政権の座についたが裏では、その科学技術を貪欲に収集して武装を進めていた。どんな人物なのかは、まだ明らかにされていない。 難波(なんば) 機械化兵士の1人で、唯一元は生身の人間(他の兵士は最初から完全な機械化兵士として製造されている)。落ち武者のような長髪に鉄仮面を被ったような素顔をしている。通常の人間なら耐えられない機械化に耐える体質のため、半ば実験台的な機械化を施されており、すでに体の半分が機械らしい。機械化の影響か精神に異常な面があり、すぐに頭に血が昇り暴走するので仲間内でも疎まれていた。性的不能を非常に気にしており自分をインポ呼ばわりした砂ぼうずを執念深く狙っている。機械体のほか、暗黒時代の科学技術を使った超豪華と言われる装備を与えられているが、その性格のせいで宝の持ち腐れと言われ何度も砂ぼうずに煮え湯を飲まされている。 鮎川(あゆかわ) 機械化兵士の1人で、海堂とよく似た正義感の強い理想主義者。大滝派の正義を頭から信じている。砂ぼうずの素性調査中に困っている人間を放っておけない(食い逃げ犯を捕まえたり、砂ぼうずが証拠隠滅のために松波家を放火した際、焼ける家から子供3人を助けた)性格から、人助けをして目立っていたため、砂ぼうずに正体が露見してしまう。砂ぼうずに融通の利かない面を見事に利用されて敗れ、機密情報の一部も盗まれる。 鮫永(さめすが) 機械化兵士の1人で、鮎川とともに砂ぼうずの素性を調査していたが、鮎川のお人好しぶりに手を焼いていた。砂ぼうずに敗れて頭部だけになった鮎川を回収し帰還した。
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