藍場川(大溝)
| 疏水の概要 | |||||||||
■疏水の所在 山口県萩市平安古、江向、川島地域 2.6Km ■所在地域の概要 萩市は県西北部に位置し、阿武川下流域松本川と橋本川に挟まれた三角州を中心として発展してきました。毛利藩36万石の城下町として栄え、吉田松陰をはじめ高杉晋作、木戸光允など多くの志士を輩出し、明治維新発祥の地として知られています。 平成17年3月6日、周辺の1市6町村が合併し新「萩市」として誕生。 ■疏水の概要・特徴 城下町のたたずまいを色濃く残す平安古・江向・川島の武家屋敷地域を縫うように東西に流れる疏水が藍場川(大溝)です。延長2.6km、幅員4mの両サイドが石で組まれた小河川。 大溝として開削されたのは、毛利藩政時代であり、かんがい用水のみならず、生活用水、防火用水、又川上から川舟による物資の運搬水路としても利用されてきた。そのため、道路から川向うの家に渡るため、両岸より高く持ち上げた石橋が昔日の面影を留めている。 現在でも、かんがい用水或いは防火用水、生活用水として利用され、官民連携の下、景観、環境保全がなされており、城下町・萩の観光スポットとして市民生活になくてはならない疏水となっている。 | ||||||||||
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