大洋(太平洋)到達不能極
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 14:43 UTC 版)
「到達不能極」の記事における「大洋(太平洋)到達不能極」の解説
詳細は「ポイント・ネモ」を参照 「ポイント・ネモ」とも呼ばれる、陸地から最も遠い世界の大洋の点は、南太平洋の南緯48度53分 西経123度27分 / 南緯48.89度 西経123.45度 / -48.89; -123.45にあり、北にあるピトケアン諸島のデュシー島、北東にあるイースター島の属島モトゥ・ヌイ(英語版)、南にある南極のマリーバードランド・サイプル島沖のメイハー島(英語版)の、最寄りの陸まで2690キロメートル離れている。 チャタム島はさらに西、チリ南部はさらに東にある。偶然ではあるが、太平洋到達不能極から陸までの距離と、ユーラシア到達不能極から海までの距離は、ほぼ同じである。 太平洋到達不能極は、最も人間がいない場所であることが期待されるため、制御下にあるスペースデブリを大気圏再突入で故意に落下させる場合(スペースクラフト・セメタリー)には、格好の場所となる。
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