大村市・西海市・長崎市周辺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 14:40 UTC 版)
「日本の離島架橋」の記事における「大村市・西海市・長崎市周辺」の解説
大村市にある長崎空港は、大村湾のほぼ中程、海岸から約2kmに浮かぶ自然島の箕島(みしま、無定住島。開発前は有人島)全域を開発し埋立拡張することで、1975年5月1日に世界初の海上空港として開業し、箕島大橋(長崎県道38号長崎空港線、長さ970m、幅員8.5m)によって結ばれている。 西海市にある寺島は、西彼杵半島との間で、大島大橋(長崎県道52号大島太田和線)によって結ばれている。さらに寺島と大島を寺島橋(長崎県道243号寺島馬込港線)で結び、大島と蛎浦島を中戸大橋、蛎浦島と崎戸島を本郷橋で結ばれている(ともに長崎県道15号崎戸大島線)。大島大橋は長崎県道路公社が運営する大島大橋有料道路であったが、2011年4月1日に無料開放された。 西海市にある南串島は、西彼杵半島と狭い水路で隔てられており、国道202号が島の東から南西に向かい、七釜大橋でつながっているほか、二つの橋で結ばれている。 長崎市琴海町の西彼杵半島にある尾戸半島の南端には、鵜瀬島があり、幅10mほどの小口瀬戸に小口橋が架橋されている。 その他、西彼杵半島には、大村湾に浮かぶ辰島との間で架橋があるが、日本では珍しい海峡越えのコースがあることで知られる『オーシャンパレスゴルフクラブ&リゾート』の企業私有地であり、辰島はゴルフコースとして整備されているため、一般的に同ゴルフクラブでプレイしない限り、私設橋の辰島橋を使用して島に渡ることができない。 長崎市香焼町と大中瀬戸で隔てられた沖之島を結ぶ伊王島大橋(長崎県道250号伊王島香焼線)が2011年3月27日に開通した。沖之島の先に一般的に知られる伊王島があり、通常は2つの島を合わせて伊王島と呼んでいる。両島の間は幅数十mしかなく、2つの島を結ぶために栄橋・賑橋・祝橋の3つの橋が架けられている。 長崎市の東部にある牧島は、牧戸橋によって本土と結ばれている。 旧西彼杵郡野母崎町の長崎市脇岬町と樺島は、樺島大橋(長崎県道251号樺島港脇岬線)によって、樺島沖合の中島(上陸可、無人島)を介して結ばれている。
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