大屋台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/27 03:51 UTC 版)
本屋台・中屋台・上屋台・西屋台の4つの大屋台から成る。大屋台は、神社、お党屋組とは別に各屋台ごとに屋台世話人が組織されていて、各屋台ごとに屋台世話人の組数も違う。屋台世話人は寄付集めや大屋台運行に必要な準備を行う。 寄付集め7月7日より各屋台世話人は寄付集めで町内をまわる。 屋台作り(現在は屋台の保管庫が各町内に作られたため、組み立ては行われていない。)7月21日に本屋台・中屋台・上屋台・西屋台の各町内屋台置場にて早朝5時頃より屋台の組立てが始められ、だいたい正午には組立て終わる。屋台はそれぞれの屋台小屋に保管されている。午後4時頃より各屋台では建前が行われる。 大屋台運行22・23両日の午後4頃より運行が始まる。大屋台には屋台世話人が付き添って運行の指示を出す。大屋台は各町内の中学生以上の男子等が押す。大屋台の運行は、「芸場」と呼ばれる各屋台のしきたりによって定められた氏子の家に屋台を止め、その家の家人に子供歌舞伎を1幕披露する形をとる。子供歌舞伎を終えて芸場へ移動する間、舞台には子供たちが乗り、「オーンサーンヤレカケロ」と調子よく囃し立てる。昔は、大屋台に乗れる子供も女人禁制であった。 屋台解体(現在は屋台の保管庫が各町内に作られたため、解体は行われていない。)24日早朝より屋台置場にて解体を行う。 大屋台の構造大屋台の前半分は子供歌舞伎を演じる舞台、後半分が楽屋となっている。各大屋台の柱等には、それぞれいろいろな装飾がなされている。
※この「大屋台」の解説は、「会津田島祇園祭」の解説の一部です。
「大屋台」を含む「会津田島祇園祭」の記事については、「会津田島祇園祭」の概要を参照ください。
- 大屋台のページへのリンク