大学から銀行員時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 20:47 UTC 版)
1976年に同高校を卒業、東京大学合格を目指し2年間の浪人を経験。 1978年に早稲田大学法学部に入学。政治家を数多く輩出している同大学に学んだものの、政治家を志したわけではなかった。当時は夏目漱石のような文豪に憧れ、庄司薫の小説も愛読し一人旅を好んだ。 1979年、父・文武が通産省を退官し、衆議院議員に当選。この際の熾烈な選挙戦を手伝ったが、多くの種類の人間に接し1票を入れてもらうため、いかなる努力をするべきなのか考える貴重な経験となり政治への道に影響した。1982年、同大学同学部(民法(不法行為):浦川道太郎ゼミ)卒業、同年日本長期信用銀行に入行。 長銀入行後、最初の配属は本店勤務で外国為替業務を2年半経験し、こののち海運業界担当の営業マンとして高松市に2年半赴任した。高松での地方営業では利息すら払えなくなった会社から経営再建の支援継続を相談されたり、倒産や夜逃げを目の当たりにして世間の厳しさや経済というものの激しい実態を知った。1987年3月、政治家になる決意を固め、長銀を退行した。
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