大仁温泉とは? わかりやすく解説

おおひと‐おんせん〔おほひとヲンセン〕【大仁温泉】

読み方:おおひとおんせん

静岡県伊豆の国市南端にある温泉狩野川に臨む。泉質単純温泉塩化物泉硫酸塩泉


大仁温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/02 04:02 UTC 版)

大仁温泉
大仁駅前の足湯
大仁温泉
関東地方における位置
温泉情報
所在地 静岡県伊豆の国市
座標 北緯35度00分 東経138度56分 / 北緯35度 東経138.93度 / 35; 138.93座標: 北緯35度00分 東経138度56分 / 北緯35度 東経138.93度 / 35; 138.93
交通 鉄道:伊豆箱根鉄道駿豆線大仁駅下車
泉質 硫酸塩泉
泉温(摂氏 64 °C
宿泊施設数 7
外部リンク 大仁温泉
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狩野川の左岸が大仁温泉地区

大仁温泉(おおひとおんせん)は、静岡県伊豆の国市(旧国伊豆国)にある温泉。源泉は狩野川を挟んだ伊豆市瓜生野地区にあり(後述)、こちら側では新修善寺温泉と呼ぶ。

泉質

  • ナトリウム・カルシウム - 塩化物・硫酸塩泉

温泉街

大仁駅から高台にかけて、7軒の旅館が存在する。

近隣の温泉街のような派手さはなく、商店街住宅街の中に旅館があるといった雰囲気である。

近くには、狩野川が流れ、友釣りの発祥の地であることから鮎料理が名物である。共同浴場はなく、旅館の日帰り入浴を利用することになる。温泉街のはずれにある「一二三荘」は、近隣の人が入浴に訪れ共同浴場的な使われ方をしている。

歴史

開湯は1949年である。これに先立つ1938年、隣接する大仁鉱山(瓜生野金山)鹿ノ原坑から温泉が湧出し、金の採掘が不可能となった。この温泉の処理に困った鉱山側は、敷地内にヘルスセンターを開設して鉱山労働者と観光客向けに供することとなった。その後、鉱山は計画的な温泉掘削を行い、安定した湯量が得られるようになった。戦後は大仁町(現・伊豆の国市)方面への給湯も開始され、既存の宿泊施設がこの供給を受けることとなった。

なお、ヘルスセンターは1990年代始めに営業を終了し解体撤去された。

瓜生野地区にある温泉「百笑の湯」は「伊豆温泉村」内にあったが、2024年のリニューアルで同施設は改名され複合リゾート施設「修善寺時之栖」内の施設となっている[1]

アクセス

脚注

外部リンク




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