大ラルース百科事典と大百科事典
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/27 08:31 UTC 版)
「ラルース百科事典」の記事における「大ラルース百科事典と大百科事典」の解説
ラルース百科事典の代表的なものは、第二次世界大戦後に出版された、「大ラルース百科事典(Grand Larousse Encyclopdique)」と「大百科事典(La Grande Encyclopdie)」の2種の新改訂版である。 大ラルース百科事典は、全10巻(1960~1964)と補遺2巻(1969、1975)で小項目主義となっており、収録項目は16万5000。挿画や写真、地図などを多く使用し、簡潔な記述となっているのが特徴。1982年からはまた新たに改訂版が編集されている。 大百科事典は、20巻(1971~1976)と索引(1978)および補遺(1981)で構成され、知識を総合的または評価的に知らせることが趣旨である。大ラルース百科事典とは対照的に、大項目主義となっており、収録項目の数は8000余と少ないものの、それらの項目に関連した重要事項を掲載し、体系的に解説や挿画、地図や年表等もより大きく楽しいものとなっている。学際的な知識や最新の学問の水準などを伝えるために、項目の執筆陣も、国立科学研究センターの研究者を中心とし、協力者を広く募集している。人名項目も同じシステム。
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