大ガニ怪獣 ガンザ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 07:24 UTC 版)
「ウルトラマンタロウの登場怪獣」の記事における「大ガニ怪獣 ガンザ」の解説
第7話「天国と地獄 島が動いた!」に登場。 八丈島近海で次々と船舶を襲っていたカニの怪獣。夜行性で、昼間は海上に甲羅を出したまま眠っており、この姿が知らない者から見ると岩礁に見える。武器は口からの溶解泡と両手の鋏(はさみ)。この鋏は切られても瞬時に再生するうえ、劇中ではロケットパンチのごとく両方の鋏をタロウに投げつける。口からは毒ガスも吐く。 縄張り争いから海上でタガールと衝突して撃退した後は八丈島に上陸し、スカイホエールやコンドルを泡まみれにして撃墜すると、タロウも泡まみれにして一時優勢に立つが、最後はタロウに腹部の甲羅を剥がされて中にあった卵を放った後、無数の子ガニに分離する。子ガニはタロウの成長停止光線で巨大化を抑えられた。後日、付近ではカニが豊漁となり、白鳥家の食卓にも上がった。 デザインは鈴木儀雄が担当した。デザイン画では「巨大ガニ」という仮名称であった。書籍によっては、花咲ガニがデザインモチーフと推測されている。本来、カニは8脚だが6脚にしており、甲羅も複雑に分割し、白っぽい腹部も赤に染めている。 造形物はスーツのほか、岩礁として出現した際のミニチュアと実物大の目と腕が用意された。
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