夜戸ハル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/17 07:58 UTC 版)
「この島には淫らで邪悪なモノが棲む」の記事における「夜戸ハル」の解説
東南大学民俗学部の美人先輩で伊喜島出身の女衆。5話では夜戸春と漢字表記。カルマ落ちで数百年間の生きた記憶がない。太郎を騙して女衆に引き渡したため、梶浦太郎の信頼を失う。それから梶浦に首を絞められかける。実はマハと身体を入れ替えていて、10年間、マハに身体を貸して大学院生として本土に向かわせ、運命にも近い形で偶然にも一郎太の生まれ変わりである梶浦との再会を果たさせる。本物の夜戸ハルは兄の夜戸竹蔵と親友のモノに恋愛感情を持たせるほど好かれ、カルマ落ちになり竹蔵やモノとの思い出などの過去の記憶をすべて失ったことで、過去の時代に縛られて伊喜島で生きることに絶望して死に場所を求めて常世の村の宇宙船に迷い込み、そこで生命維持装置に繋がれて生き続けるマハと出会う。マハと入れ替わった後は観音姫として死亡。18話で登場した死体は身体はマハだが、ハルの死体でもあることが最終話で判明する。マハの推察では未来を信じる何かを持っていなかったため、入れ替わったマハの身体に繋がれている生命維持装置のチューブを自ら外して命を絶ったものとされる。
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