外国人部隊の軍服
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 22:14 UTC 版)
「軍服 (ドイツ国防軍陸軍)」の記事における「外国人部隊の軍服」の解説
ソ連やイギリスなどから過酷な支配を受けている地域の住民たちの中には反ソや反スターリン、反英を共通項にしてドイツ国防軍陸軍に従軍する者たちもいた。彼らも基本的にドイツ軍の野戦服を着用していたが、判別できるよう特殊な徽章をつけていた。たとえば反スターリン派のソ連兵捕虜で構成されたロシア解放軍では軍帽にロシア国旗の赤と白と青を基調とした帽章を付け、また独特な襟章や肩章をつけ、左腕の袖にはロシア語のロシア解放軍(露:Русская Освободительная Армия)の略であるРОАの文字の入った×印の袖章を付けていた。 反英インド人による自由インド部隊(ドイツ語版)兵士。この部隊は後に武装SSに転属した 北アフリカや中東の反英アラブ人で構成される自由アラブ部隊(ドイツ語版)兵士。 自由アラブ部隊所属の黒人兵士 ドイツ軍将校にチェスを教わるトルキスタンの黄色人種反ソ義勇兵たち。襟章が独特 スペイン人義勇兵から成る青師団の兵士。フランコ体制下のスペインで編成された青師団は1943年秋までドイツ軍の一部として東部戦線に投入されていた 初期のロシア解放軍兵士の制服。まだドイツ軍のドッペルリッツェンの襟章を使用している ロシア解放軍兵士の制服。徽章類がかなり独特になっている [先頭へ戻る]
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