壇具川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/04 05:00 UTC 版)
壇具川 | |
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河口付近の壇具川(2015年7月13日) | |
水源 | 大字豊浦村 |
河口・合流先 | 瀬戸内海(下関市) |
流路 | 山口県 |
流域 | 山口県 |
壇具川(だんぐがわ)は、山口県下関市を流れる二級河川[1]。
霊鷲山の東にあった、神戸製鋼の谷山貯水池に端を発していたが、谷山貯水池に亀裂が見つかり、貯水池は廃止された。現在は、周辺の流れを集めて大唐楯山の北側で長府野久留米町などを東北方向に下り、長府川端付近で東に流れを変え、下関市街を経て周防灘に達する[2][3]。神功皇后が仲哀天皇9年(200年)の三韓征伐の際に壇を築いて祭祀を行ない、使用した道具等をこの川に流したことからこの名がつけられたと伝わる[3]。江戸時代には川岸に多くの米倉が建てられて藩の年貢米を運ぶ船が行き来したと言う[4]。昭和63年度手づくり郷土賞受賞[4]。
生息する生物
脚注
壇具川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 04:41 UTC 版)
野久留米方面の霊鷲山(りょうじゅせん)を水源とし、川端から侍町にかけて流れる河川。伝説によると神功皇后が長府に祭壇を置いて祭に使った道具をこの川に流したといわれており、それが名前の由来とされている。現在は夏に蛍が現れるため「ほたるの里」と呼ばれる。壇具川に架かる橋のうち旧豊浦郡役所の場所にある橋は壇具橋、忌宮神社から真っ直ぐ南に直進した場所にある橋は宮路(みやじ)橋という。さらに上流に向かうと水添橋、川中橋、川上橋と続く。笑山寺と功山寺の間にある道に架かる橋はそれぞれの寺号にちなみ、両山橋と呼ばれる。
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