基本形・一般形とは? わかりやすく解説

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基本形・一般形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 14:25 UTC 版)

正弦波」の記事における「基本形・一般形」の解説

ばねによって吊り下げられ重り振動は、平衡点まわりでは正弦波として近似できる固定され観測位置における正弦波次のような関数として記述することができる(基本形): y = Asin ⁡ ( ω t − φ ) {\displaystyle y=A\cdot \sin(\omega t-\varphi )} ここで、t は時刻 、A は振幅(波の中心からの最大偏差)、ω は角周波数、−φ は初期位相t = 0 における位相)という。 −φ は位相シフトとも関係がある。例えば、初期位相 −φが負の値であれば波形全体未来の時間シフトされる、すなわち波の到達が遅れる。シフトされる時間は、φ / ω である。 基本形に、波動発生源からの距離 x や波数 k 、直流成分振幅中心となる値) D などを含めて y = Asin ⁡ ( k x − ω t − φ ) + D {\displaystyle y=A\cdot \sin(kx-\omega t-\varphi )+D} という関数の形で波形記述できるものを正弦波総称する一般形)。波数角周波数と以下のような関係にある。 k = ω c = 2 π f c = 2 π λ {\displaystyle k={\omega \over c}={2\pi f \over c}={2\pi \over \lambda }} ここで、λ は波長、f は周波数、c は位相速度である。 この方程式1次元正弦波となるため、上記一般化され方程式では、時刻 t における位置 x での波の振幅導かれる。これは例えば、ワイヤー沿った波の値と考えることが出来る。 コサイン波形余弦波)もシヌソイドと言われる。これは、正弦波後方シフトされたもので波形同一だからである。 cos( x ) = sin ⁡ ( x + π 2 ) {\displaystyle \cos(x)=\sin \left({x}+{\frac {\pi }{2}}\right)} なお、正弦関数波動方程式ヘルムホルツ方程式満たす最も基本的な関数である。

※この「基本形・一般形」の解説は、「正弦波」の解説の一部です。
「基本形・一般形」を含む「正弦波」の記事については、「正弦波」の概要を参照ください。

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