地獄のカレーパン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 09:46 UTC 版)
店長の赤澤が悪戯心で作り上げた、激辛のカレーパン。パンの容器に、ハバネロやカイエンペッパーなど、約10種類の厳選スパイスを効かせたカレーを満たした上に、仕上げとして赤唐辛子のパウダーがふりかけられている。その辛さは「絶望的な辛さ」「泣くほどの辛さ」といわれる。メニューには「生半可な覚悟の方はご遠慮願います」と書かれているほどで、赤澤によれば「体に悪いくらい辛いので、あまりお勧めできません」「あまりにも辛いので、挑戦した人は『二度と食べない』と言って帰る」という。 食べた者からは、「とてつもない辛さが舌と喉を襲ってくる」「唇や喉が焼けるように熱い」「強烈な辛み(痛み)が口の中を突き刺す」「笑えないほどの激辛」「汗が止まらない」「食べた後も食道や胃の中がグツグツ煮えている感覚」などと、感想が寄せられている。辛い物好きを称して挑戦しても降参する客、一口で断念する客も多い。「はまれぽ.com」での穂積ユタカらによる取材では、拳ほどの小さなカレーパンにも関わらず、完食には3人を要した。テレビ番組では、『スクール革命!』(日本テレビ)で挑戦した春日俊彰(オードリー)が「舌が痺れる」とコメントした。『シューイチ』(同)では、中丸雄一(KAT-TUN) が罰ゲームとしてこのカレーパンを食べ、あまりの辛さに言葉が出なかった。 挑戦者は「えんま台帳」という帳面に名前を記入でき、2016年(平成28年)時点で台帳は6代目に達した。台帳には挑戦者により「痛い」「火がふきそう」などのコメントが残されている。エッセイ漫画家の山本ありは「口の中で辛さが錯乱」と語り、このえんま台帳に「人生で一番辛かった」と書き残した。
※この「地獄のカレーパン」の解説は、「珈琲文明」の解説の一部です。
「地獄のカレーパン」を含む「珈琲文明」の記事については、「珈琲文明」の概要を参照ください。
- 地獄のカレーパンのページへのリンク