地デジ完全移行に向けた放送局側の動き
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「日本の地上デジタルテレビ放送」の記事における「地デジ完全移行に向けた放送局側の動き」の解説
「2011年問題 (日本のテレビジョン放送)」を参照 民放及びNHK地上波については当初、総務省が2011年(平成23年)6月30日を以て通常のアナログテレビ放送本編を停止し2011年(平成23年)7月1日以降は通常の地上波テレビ本編が全てデジタル画面のみによる放送となるとしていた。 しかし日本民間放送連盟(民放連)がこの方針に反発したため、民放各局はアナログテレビ放送は移行期間を設けずに2011年(平成23年)7月24日の停波まで通常放送することとした。ただし地上デジタル完全移行後はアナログ対応テレビではスノーノイズ(砂嵐)しか映らなくなるため、このイメージを2011年1月中にも地上アナログ放送終了告知番組で繰り返し流し始め混乱を防ぐとしている。 また告知番組の枠を徐々に拡大し周知を図っていく。民放連はアナログテレビ放送本編の終了時期を明確にしていないNHKにも同調を求めていたが2011年(平成23年)1月19日、NHKも同様に7月24日までは通常通りの番組を流すことにした。ただし、7月1日以降はアナログ放送からデジタル放送への移行を促すメッセージを番組の一部にかぶせる形で表示することにしていた。
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