国鱒とは? わかりやすく解説

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クニマス

別名:国鱒

秋田県田沢湖生息していたことが知られるサケ科淡水魚美味とされる。すでに絶滅した見られてきたが、2010年山梨県西湖固体生息確認された。

田沢湖のクニマスは、戦時中発電施設建設されことによる水質変化影響を受け、体数を急減させ、そのまま絶滅した

2010年に、クニマスのイラスト作成依頼受けたさかなクン資料として近縁ヒメマス取り寄せ、その中にクニマスと思しき固体があることに気づいた。詳しい調査結果西湖から取り寄せられた固体確かにクニマスであると同定された。クニマスの発見は約70年ぶりであるという。

2012年まで行われた調査により、西湖にはおよそ7500匹ほどのクニマスの固体生息していると推定されている。また人工授精にも成功し養殖できる目処がほぼ立っている。


くに‐ます【国×鱒】

読み方:くにます

サケ目サケ科属す淡水魚田沢湖固有種で、昭和10年(1935)には約9匹の漁獲量があった。昭和15年1940)に電源開発農業利用のため、付近流れ玉川から強酸性引き込まれたことにより、他の魚とともに死滅した。これにより絶滅した考えられていたが、平成22年2010)に山梨県西湖生存確認された。田沢湖絶滅する直前各地で卵が放流されており、その子孫生存していたと考えられている。


国鱒

読み方:クニマス(kunimasu)

サケ科淡水魚絶滅種

学名 Oncorhynchus kawamurae


クニマス

(国鱒 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 03:19 UTC 版)

クニマス(国鱒、学名Oncorhynchus kawamurae)は、サケ科に属する淡水魚。別名をキノシリマスキノスリマスウキキノウオ。産卵の終わったものをホッチャレ鱒、死んで湖面に浮き上がったものを浮魚(うきよ)という。




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