国際連合の安全保障理事会常任理事国とは? わかりやすく解説

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国際連合の安全保障理事会常任理事国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 00:44 UTC 版)

四人の警察官構想」の記事における「国際連合の安全保障理事会常任理事国」の解説

フランスルーズベルト米大統領構想から除外されていたのはヴィシー政権存在があった。後にチャーチル英首相一貫してシャルル・ド・ゴール将軍下のフランス擁護したアメリカフランス大国として処遇する意思はなく、戦後における大国としての地位認めないとする点で一致した政策路線をもっていた。この背景には1941年12月サンピエール島・ミクロン島占拠事件におけるドゴール対する強い不信感があった。 1943年3月27日ルーズベルト米大統領と英外相アンソニー・イーデンとのワシントン会談において、大統領側は戦後国際機構最終的に米英ソ中が実質的決定を行うのであり、この4カ国は長き渡って世界治安維持責任を負わねばならなくなる国であると述べている。1943年テヘラン会談の際にスターリンフランスへ全面的な不信感を口にし、フランスから帝国取り上げるべきだと発言し、この考えかねてからルーズベルト考えていたことであったチャーチルヨーロッパには強いフランスが必要であり、またそもそも全ての植民地国際的な信託統治移行させようとするルーズベルト企みに道を作ってしまうものと警戒していた。1944年8月21日10月9日ダンバートン・オークス会議で、四大国と並んでフランス安保理常任理事国とすることが合意された。

※この「国際連合の安全保障理事会常任理事国」の解説は、「四人の警察官構想」の解説の一部です。
「国際連合の安全保障理事会常任理事国」を含む「四人の警察官構想」の記事については、「四人の警察官構想」の概要を参照ください。

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