「国際宇宙ステーション」の開発
ロシアからの技術提供で新しい形の宇宙ステーション誕生へ
ロシアの参加で宇宙ステーション計画は大きく変化することになります。ロシアは、1971年のサリュートからミールにいたるまで、20年以上にわたって宇宙ステーションを運用してきました。その技術の多くがこのステーション計画に提供されることで、新しい形の宇宙ステーションが誕生することになったのです。
東西の技術が結合した「国際宇宙ステーション」いよいよ実際の建設・運用段階に突入
1995年までにまとめられた宇宙ステーションの設計は、アメリカ、ヨーロッパ、日本など西側のモジュールとロシアのモジュールが共存した形となりました。これは、アメリカ中心に開発されていたアルファと、ロシアでミールの後継用に開発されていたミール2が結合した形ともいえます。その後、宇宙ステーションの公式名称は「国際宇宙ステーション」となり、計画のフェイズ1である、シャトル/ミールミッションを経て、いよいよ1998年からフェイズ2の実際の建設や運用へと進むことになったのです。
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