国鉄タ3400形貨車とは? わかりやすく解説

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国鉄タ3400形貨車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/02 03:59 UTC 版)

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国鉄タ3400形貨車
基本情報
車種 タンク車
運用者 日本国有鉄道
所有者 三菱化成工業
製造所 三菱重工業
製造年 1956年(昭和31年)
製造数 1両
消滅 1974年(昭和49年)
常備駅 塩浜駅黒崎駅
主要諸元
車体色
専用種別 メチルビニールエーテル
化成品分類番号 制定前に形式消滅
軌間 1,067 mm
全長 8,700 mm
全幅 2,400 mm
全高 3,860 mm
タンク材質 普通鋼一般構造用圧延鋼材
荷重 10 t
実容積 14.0 m3
自重 13.1 t
換算両数 積車 2.4
換算両数 空車 1.4
走り装置 二段リンク式
車輪径 860 mm
軸距 4,200 mm
最高速度 75 km/h
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国鉄タ3400形貨車(こくてつタ3400がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した私有貨車タンク車)である。

概要

本形式はメチルビニールエーテル専用の10 t 積二軸私有貨車として1956年(昭和31年)3月16日に1両が三菱重工業にて製造された。

本形式以外にメチルビニールエーテルを専用種別とする形式は、他に例がなく唯一の存在であった。

所有者は、三菱化成工業であり三重県塩浜駅を常備駅として運用された。その後1965年(昭和40年)3月31日に常備駅は、福岡県黒崎駅へ移動した。

塗色は、であり、全長は8,700 mm、全幅は2,400 mm、全高は3,860 mm、軸距は4,200 mm、実容積は14.0 m3、自重は13.1 t、換算両数は積車2.4、空車1.4、最高運転速度は75 km/h、走り装置は二段リンク式の二軸車である。

1974年(昭和49年)12月11日に廃車となり同時に形式消滅となった。

参考文献

  • 吉岡心平 『プロフェッサー吉岡の私有貨車図鑑(復刻増補)』 2008年、ネコ・パブリッシング刊 ISBN 978-4-7770-0583-3
  • 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)

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