国鉄タキ7150形貨車とは? わかりやすく解説

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国鉄タキ7150形貨車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/12 19:18 UTC 版)

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国鉄タキ7150形貨車
国鉄タキ7150形、タキ7150(廃車後)
1987年5月5日、昼飯駅
基本情報
車種 タンク車
運用者 日本国有鉄道
所有者 小野田セメント→清水工業
製造所 東洋工機
製造年 1966年(昭和41年)
製造数 1両
消滅 1985年(昭和60年)
常備駅 厚木駅猿岩駅
主要諸元
車体色
専用種別 セメント
化成品分類番号 なし
軌間 1,067 mm
全長 11,300 mm
全幅 2,700 mm
全高 3,725 mm
タンク材質 普通鋼一般構造用圧延鋼材
荷重 35 t
実容積 33.5 m3
自重 17.3 t
換算両数 積車 5.0
換算両数 空車 1.8
台車 TR41C
車輪径 860 mm
軸距 1,650 mm
台車中心間距離 7,200 mm
最高速度 75 km/h
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国鉄タキ7150形貨車(こくてつタキ7150がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した私有貨車タンク車)である。

概要

本形式は、セメント専用の35t 積タンク車として1966年(昭和41年)7月6日に1両(タキ7150)が東洋工機にて製作された。その後本形式は増備されることなく、形式消滅まで1形式1両のみであった。試作的要素が多かったと思われる。

記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「タキ」と標記する。

落成当時の所有者は小野田セメントでありその常備駅は相模鉄道厚木駅であった。1985年(昭和60年)5月8日に、清水工業へ名義変更され、常備駅を西濃鉄道市橋線猿岩駅とした。

タンク体は、普通鋼一般構造用圧延鋼材 SS41、現在のSS400)製であり、積込みはマンホールからの上入れ式、荷降ろしは圧送式である。

車体色は、寸法関係は全長は11,300mm、全幅は2,700mm、全高は3,725mm、台車中心間距離は7,200mm、実容積は33.5m3、自重は17.3t、換算両数は積車5.0、空車1.8であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。

1985年(昭和60年)11月22日に廃車となり同時に形式消滅となった。

参考文献

  • 吉岡心平 『プロフェッサー吉岡の私有貨車図鑑(復刻増補)』 2008年、ネコ・パブリッシング刊 ISBN 978-4-7770-0583-3
  • 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)

関連項目




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