固有の番号・符号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 07:37 UTC 版)
船舶原簿などの登録に関わるいくつかの番号や符号が以下のように船ごとに与えられる。 IMO番号 国際海事機関が船舶、所有者、管理者に与える番号。廃船になるまで変更されない。 船舶番号 日本の船舶には自動車のナンバープレートのように1隻ごとに異なる「船舶番号」が船舶原簿に基づいて与えられる。 信号符字(コールサイン) maritime call sign 総トン数100トン以上の船舶には、アルファベットで4桁の「信号符字」が与えられる(放送局にJOAKなどのコールサインを付けるのと同様である)。電波での通信は、同じ船名を持つ船同士を混同しないようにするために、このコールサインを用いて行わなければならない。すでに4桁のアルファベットをほぼ使い切ってしまったために、日本ではJA - JS、7J - 7N、8J - 8Nのいずれかかが1・2文字目で、続く2文字のアルファベットによって4文字を構成する無線電信を有する船の為の符号と、無線電信は持たずに無線電話だけの船のためのJDからJMではじまるアルファベット6文字の符号へと変わってきている。
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