四部構成説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:57 UTC 版)
三部構成説に対して、以下のような四部構成説も唱えられている。論者によって区切る場所や各部分の名称がさまざまに異なっている。 提唱者 第一部 第二部 第三部 第四部 藤岡作太郎 正編前紀桐壺から朝顔 正編中紀少女から藤裏葉 正編後紀若菜から竹河 続編橋姫から夢浮橋 久松潜一実方清 第一期桐壺から明石 第二期澪標から藤裏葉 第三期若菜から幻 第四期匂宮から夢浮橋 重松信弘 正編青年期桐壺から明石 正編中年期澪標から藤裏葉 正編晩年期若菜から竹河 続編匂宮から夢浮橋 森岡常夫 第一期桐壺から朝顔 第二期少女から藤裏葉 第三期若菜から幻 第四期匂宮から夢浮橋 大野晋 a系第一部(紫上系) b系第一部(玉鬘系) c系=第二部若菜から幻 d系=第三部匂宮から夢浮橋
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