商標登録問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:11 UTC 版)
「ペンパイナッポーアッポーペン」の記事における「商標登録問題」の解説
ベストライセンス株式会社(上田育弘社長)が『PPAP』の商標権の取得申請を行っていた。ベストライセンスおよび上田社長はピコ太郎やエイベックスと何の関係もなく、先に商標登録して権利を得ることで利益に繋げることを目的としていると公言している。エイベックスも『PPAP』の商標出願をしていたが、上田社長のほうが9日早く申請していた。 なお、商標法第29条では商標登録出願の日より前に生じた他人の著作権、著作隣接権に抵触する商標は使用できないとされているため、『PPAP』の著作者であるピコ太郎本人がCDや関連グッズ販売を含む『PPAP』の使用には障害が無いと見られている。仮に商標登録されたとしても、曲名や歌詞に用いることは通常は商標の使用にはあたらないため制限されない。 最終的にはベストライセンスによる商標出願は却下され、『PPAP』はエイベックスの商標として2017年6月9日に登録されている(第5954372号)。
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