商業ゲームメーカーへの移行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 10:18 UTC 版)
「TYPE-MOON」の記事における「商業ゲームメーカーへの移行」の解説
「Fate/stay night プレミアムファンブック」によれば、『歌月十夜』(2001年)の時期で「企業にするかどうか」という話し合いが持たれた。「企業化した方がいいのかなという雰囲気もあった」が、まず初心に帰る意味も込め次回作『Fate/stay night』に専念することを決定した(「問題を先送りにしたわけです」とも)。 当初は『MELTY BLOOD』の作業と同時に『Fate/stay night』を同人作品として開発する予定だった。しかし春には背景グラフィックを品質向上として外注し、夏にはセイバールートのシナリオを脱稿した奈須きのこが「商業で出したい」と言明、他スタッフもそのシナリオを読み同調した。そして2002年10月、武内は奈須、清兵衛とドイツ料理屋に居る際に商業化を決意した。 2003年に商業移行を発表し有限会社『ノーツ』を設立。同年4月29日、これまで発表した作品(『月姫』、『歌月十夜』、『月姫PLUS-DISC』に追加要素と新エンジンを用いた別バージョン『月姫 PLUS+DISC』)を収録し、BGMを一部アレンジした『月箱』のリリースをもって同人サークルとしてのTYPE-MOONは活動を停止した。
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