和稔じょ幕別1号【ワネンジョマクベツ1ゴウ】(野菜)
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登録番号 | 第11859号 |
登録年月日 | 2004年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | やまのいも | |
登録品種の名称及びその読み | 和稔じょ幕別1号 よみ:ワネンジョマクベツ1ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 幕別町農業協同組合 | |
品種登録者の住所 | 北海道中川郡幕別町本町45番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 下山一志、成田稔、野村和也 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、ながいも在来種音更系から選抜、育成されたものであり、葉は長心臓形で葉縁のくびれは大きく、芋は長紡錘形で髭根が極少の品種である。草勢は強、つるの巻性は右、断面の形は丸、色は暗赤紫である。葉の形は長心臓、大きさ、長さ及び幅は中、葉脚部の窪みの深さは深、葉の肩張りは中、葉縁のくびれの程度は大、葉色は濃緑、葉脚部葉柄の着色は有、対生葉位は低である。むかごの着生程度は多、形状は球、大きさは中、色は褐である。芋の外皮色は淡褐、粗滑はかなり滑、形は長紡錘、着生数は1、芋の長さは長、首部の長さは中である。髭根の多少は極少、肉色は白、粗密は粗、粘度はやや弱、変色性は弱、貯蔵性はやや高、早晩性は中である。「在来種音更系」及び「在来種大正系」と比較して、芋の外皮が滑らかであること、髭根が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に北海道中川郡幕別町で栽培されていたながいも在来種音更系の中から変異個体を発見、以後、育成者のほ場(幕別町)において、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「和稔薯(MS1号)」、出願公表時は「和稔じょMS1号」であった。 |
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