味と食べ方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/19 14:38 UTC 版)
フォンティーナの中身の45%は乳脂肪である。チーズの内部は淡いクリーム色で「目」と言われている穴がある。 土、キノコ、木のかおりがすると言われ、ロースト肉やトリュフと良くあう。 濃厚なうまみとともにナッツや蜂蜜の風味も感じられ、熟成により豊かでクリーミーな味わいが増す。 若いフォンティーナはとても柔らかく、よく溶ける。熟成が終わる冬頃、チーズフォンデュ的な地元の名物料理、フォンドゥータに使うのが最もよい。フォンデュータ・アラ・ヴァルドスターナ(イタリア語)もしくはフォンデュ・ア・ラ・ヴァルドテーヌ(フランス語)はフォンティーナに牛乳、卵とトリュフを混ぜた伝統的な料理である。熟したフォンティーナはハードチーズになる。テーブルチーズとして食べることもできる。パン粥やポレンタに入れてもいいし、茹でたジャガイモと一緒にオーブンで焼いてみてもよい。酒なら地元の白ワイン、ヴァッレ・ダオスタ (Valle d'Aosta) が合う。野生のチェリーとトリュフの風味がする赤ワイン、ネッビオーロと良く合う。
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