名前《郁》の読み方
人名用漢字「郁」の主な読み方
あや、か、かおり、かおる、くに、たかし、ぶみ、ゆう、いく男の子の名前の読み方
いく、かおる、たかし、ふみ、ゆう、くに、女の子の名前の読み方
あや、いく、かおり、かおる、くに、ふみ、ゆう、漢字に込められた主な意味・イメージ
「郁」には、「かぐわしい」「香りがよい」「香気が高い」といった、香りにまつわる意味が多くあります。また、文化水準が高く成熟していることを「文化の香りが高い」と表現しますが、「郁」が香りに関わることから「文化の水準が高いこと」や「文化が盛んな様子」といったことも意味しています。この他にも、「あたたかい」や「あや模様の美しい様子」、「あでやか」という意味もあります。「郁」には、香りに関する意味から、香気が広がって周囲が華やぐといった華やかで明るいイメージがあります。また、文化の水準が高いという意味から、聡明や賢いといったイメージが連想されます。そして、あたたかいという意味から優しいや穏やかというイメージもあり、すべてを総合すると、品が良く華やかで、賢くて優しいというイメージの名前であると言えます。また「郁」という名前は、男女の性別を感じさせない、ジェンダーレスな雰囲気を持った名前でもあります。
そして名前を付ける時には、名付けた人から付けられた子へ対しての願いが込められるものです。「郁」には、文化が盛んな様子から、「学問や芸術などの才能に恵まれますように」や、「それぞれの分野に精通し、活躍できるような教養のある人になって欲しい」という願いが想像できます。また、いい香りで心地よい気分なることから、「周囲の人を元気にするような子になってほしい」や、「華やかで美しい人に育ってほしい」との思いや、「上品でたたずまいの洗練された人になりますように」といった願いも込めることができます。
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