吉岡力とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 吉岡力の意味・解説 

吉岡力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/08 09:20 UTC 版)

吉岡 力
人物情報
生誕 (1908-01-19) 1908年1月19日
日本山口県
死没 1975年10月25日(1975-10-25)(67歳没)
出身校 東京帝国大学
学問
研究分野 歴史学(オリエント史)
研究機関 東京大学
テンプレートを表示

吉岡 力(よしおか つとむ、1908年(明治41年)1月19日 - 1975年(昭和50年)10月25日)は、日本オリエント史学者。

経歴

1908年、山口県生まれ。東京帝国大学で学び、卒業した。

卒業後は旧制浦和高等学校教授に就いた。戦後、東京大学教養学部助教授となった。1951年に教授に昇進。1968年に東京大学を定年退官した。その後は東海大学教授として教鞭をとった。また、歴史教育研究所を設立し、所長を務めた。

研究内容・業績

専門は古代オリエント史。一般には世界史に関する受験参考書を多く書いたことで知られている。

著作

著書

  • 『新制大學入試世界史東洋史西洋史の傾向と對策』旺文社 1949
  • 『世界史の研究』旺文社 1949
  • 『世界のれきし』偕成社・目で見る児童百科 1963
  • 『世界のれきし 古代から現代まで 小学生百科』偕成社 1967
  • 『歴史パズル 人間は、どこまで進歩したか』光文社カッパ・ブックス 1968
  • 『世界史Bの傾向と対策』旺文社 1969 大学入試対策シリーズ
  • 『世界史年表 人間は、いかに生き、いかに愛し、いかに死んだか』光文社・カッパ・ブックス 1969

共著・編著

論文

  • 吉岡力1959「最近のヒツタイト研究」『日本オリエント学会月報』 2 (2)
  • 吉岡力1960「ヒッタイトの奴隷について」『日本オリエント学会月報』 3(9-12)
  • 吉岡力1962「H・フランクフォート著,三笠宮崇仁監修,曽田淑子・森岡妙子訳「古代オリエント文明の誕生」」『歴史教育研究』23、東京大学教養学部歴史学研究室.
  • 吉岡力1967「ヒッタイト法における不自由民の性格:奴隷制研究序説」『歴史教育研究』13

脚注

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「吉岡力」の関連用語

吉岡力のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



吉岡力のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの吉岡力 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS