各種DDT
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 19:48 UTC 版)
サムライは、七色のDDTと形容される豊富なバリエーションを持つ。比喩表現では無く、実際に下記7種のDDTを使用している。 DDT フォーム的にはジャンピング式に近い。 当初から繋ぎ技の扱いだが、使用し出したのは下記リバースDDTよりも早い。 リバースDDT サムライの代名詞とも言える技。田中ケロは「元祖はサムライ、本家はスティング」と表現した。 初期型ではDDTのステップを踏みつつ跳躍して仕掛けていたが、徐々にそのまま後方に倒れ込む形に変化。完成型では、自身が尻餅をつくように仕掛けている。 当初はサムライのフィニッシュ・ホールドとして用いられていたが、バックの取り合いからやブレーンバスター系の技を仕掛けてきた相手に半身を返して着地し仕掛けるなどチェンジ・オブ・ペースとしての使用が主となっている。 垂直落下式リバースDDT 自身が開発したリバースDDTのバリエーションの一つで、フィニッシュ・ホールドの一つ。 垂直落下式リバース・ブレーンバスターと見た目が酷似しており、かつては混同されることも多かった。 同時期に新日ジュニアで活躍したライガーが一時期セカンドロープから放つものをフィニッシュに用いたが、サムライが使用し出したのはその後である。 雪崩式DDT トップロープから放つタイプで、使用されることは少なくフィニッシュに用いたこともない。 こちらもライガーがセカンドロープから放つものを一時期フィニッシュに用いたが、サムライは後発である。 雪崩式リバースDDT 自身が開発したリバースDDTのバリエーションの一つで、フィニッシュ・ホールドの一つ。 ビッグマッチや大一番でしか繰り出さず、仕掛けた直後にフォールに入るもののニアロープのため、ロープブレイクで逃げられることが多い。 スイングDDT 使用頻度は比較的高いが、途中で対戦相手に投げ飛ばされることもしばしばだった。 同じくDDT系統の技を得意とするスペル・デルフィンが開発したバリエーションで、同時期に新日ジュニアで活躍したブラック・タイガー(2代目)の得意技でもあったが、サムライの場合はフィニッシュに用いることはなかった。 リバーススイングDDT スイングDDTに得意技を合わせて開発したサムライのフィニッシュ・ホールドの一つ。 こちらも滅多に見せないが、雪崩式デスバレーボムを狙った高岩相手にトップロープ上から繰り出したこともある。
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