各宗派における焼香
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/14 09:55 UTC 版)
真言宗 焼香3回、線香も3本立てる。身・口・意の三業を清めるとされる。また「仏・法・僧」の三宝に捧げるという説、又は三毒の煩悩(貪り、いかり、愚痴)を一つずつなくすという説がある。 曹洞宗 焼香2回、線香は1本立てる。(線香を3本並べ立てる場合もある、この場合両脇を迎線香と呼ぶ、右・左・中央の順に立てる。) 焼香はまず右手に一つまみの香を取り軽く額の辺りに押し戴いて焚く(軽く左手を添えることもある)、次に香を押し戴かないで焚く。 初めに焚く香を主香、次に焚く香を従香という。 真宗大谷派 焼香2回、香を額に押し戴かない。線香は立てずに、折って寝かせる。 浄土真宗本願寺派 「香をお供えする」と言う意味から、焼香は1回、香を額に押し戴かない。線香は立てずに、折って寝かせる。 浄土宗 特にこだわらない。焼香1~3回、線香は1~3本立てる。 日蓮宗…その他 焼香3回、線香は1本立てる。
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