各国語拡張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 14:03 UTC 版)
「NATOフォネティックコード」の記事における「各国語拡張」の解説
ドイツなど、ドイツ語圏ではいくつかの母音にウムラウトをつける習慣がある。このため、ICAOは彼らのために、ウムラウトによる発言を伴う綴りを用意し、NATOでも次のように拡張した。 Ä(A-ウムラウト):Ärger(怒り) Ö(O-ウムラウト):Öse(鳩目) Ü(U-ウムラウト):Übel(害悪) これらはICAOの標準アルファベットではない。また、ドイツ語圏以外ではほとんど知られていない。ドイツ語圏でよく使われる他の3つの文字(の組み合わせ)「Ch」「Sch」「ß (エスツェット)」は、別の綴りが用意されていないが、一部の例外を除き、軍事用途などでは慣例で使用されている。 デンマークもNATO加盟国であるが、軍用用途に次の文字が付加されている。 Æ(AE合字):Ægir Ø(OE合字):Ødis Å(リング付きA):Åse これらは、デンマーク語においては、アルファベット順でZの後に続く独立した1つの文字である。 ノルウェーにおいても、次の文字が付加されている。 Æ:Ærlig Ø:Østen Å:Åse
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